この国は子供を大事にしない、という声をよく聞く。 電車で子供がうるさいとか、ベビーカー邪魔とか、保育園うるさい、とかとか。 なんでこのようなことが起こるか、というと、希少性が少なくなっているから、というのは一つあるのでは、と思う。 昔々は衛生面が悪かったり、技術がなかったりで乳幼児の生存率は高くなかった。...
ぼくは今、首都圏に住んでいる。 近くの駅は再開発が進んで、高層マンションがどんどん建って、沿線は行きも帰りも大混雑。 受け取る器がないくらいに人が溢れる。 ぼくの故郷は関東圏ではあるけれど、都心から一時間以上離れた元城下町。 数十年前はだいぶ栄えていて、人もたくさんいたけれど、つい最近駅ビルからほとんど店がなくなった。...
自分にそっくりな人がこの世界には3人くらいいるらしい。 それは自分だけではなく、他の人もそうだろう。 知っている人ととても似ている人に出会う。 ちょっと知っているくらいなら全く問題ない。 身近な人だったら、まあ話のネタになる。 けれどもその「似ている人」が、会いたいけれど会えない人、とかだと厄介だ。 声はちょっと違う。...
芸能というものは、本来エンターテイメントではなく、 神(畏怖するもの)への捧げものだったのだ。 神楽とか能の「翁」を観ているとそんなことを思う。 ぼくの知人で、まさにそれを地で言っている人がいて、 彼は基本的に「人間」のために音楽をやるのではなく、 神にささげるためだけに楽器をやっているそうだ。...
多様なスキルや知見を組み合わせ、専門外から斜め上の発想と解決法を持ってくる。
気分というやつは、良くするとか上げるとかよりも、一定に保つ、ということが大切なんだろう。
あたふたしている人とか、突っ走っている人とか、テンパっている人にはたぶんこう声をかける。
「落ち着け」、と。